FreeBSD Daily Topics

2008年6月2日OpenOffice.org 3.0.0β登場、1,000越え*BSDコマンドハンドブック、USB4BSD for DragonFly、pfSense良質ドキュメント

heads-up

editors/openoffice.org-3/

ports - 統合オフィスアプリケーションOpenOffice.orgの次世代版となるOpenOffice.org 3へ向けたportがeditors/openoffice.org-3に登場しました。執筆現在でOpenOffice.org 3.0.0.bが用意されています。

books

RESEARCHANDMARKETS

1,000以上のパワフルなコマンドをまとめた書籍BSD UNIX Toolbox: 1000+ Commands for FreeBSD, OpenBSD and NetBSDが出版されました。執筆者はChristopher Negus氏およびFrancois Caen氏です。

FreeBSD、OpenBSD、NetBSD向けのコマンドライン作業をまとめた書籍で、シェルの使い方、オンラインソフトウェアの調査方法、ファイルの操作方法、音楽ファイルやイメージデータの操作方法、ファイルシステムの管理方法、データのバックアップ方法、プロセスの操作方法、ネットワークリソースへのアクセス方法、遠隔システム管理方法、セキュリティ操作などの方法がまとめられています。システム管理者は同書籍をチェックしておくと良いでしょう。

links

USB4BSD for DragonFly BSD

2008年7月なかばにリリースが予定されているDragonFly BSD 2.0がリリースされたあとで、Michael Neumann氏によってUSB4BSDがDragonFly BSDへマージされるであろうことが報告されています。

USB4BSDはFreeBSD 5/6/7向けに開発された新しいUSBドライバです。現在FreeBSDに統合されているUSBスタックと比較して多くの転送タイプをサポートして転送速度が高速であるうえにGiant Lockが排除されているというという特徴があります。

USB4BSDがFreeBSDにとって重要なUSBスタックであることは間違いのないところですが、従来のAPIとの互換性がほんとうにとれているのかといった懸念があり、いつFreeBSDにマージされるかは現在議論の段階にあります。PC-BSDですでに採用した実績もあるため、今後の議論によってはかなり早い段階で8-CURRENTにマージされる可能性もあります。現状のままいけばFreeBSDよりも一足早くDragonFly BSDの方がUSB4BSDを統合ということになりそうです。

pfSense articles

Sloan Miller氏によって記述されたpfSenseを使う設定方法をまとめたドキュメントConfigure a professional firewall using pfSenseが公開されました。またBSDCan2008において発表されたスライドがpfSense Tutorialとして公開されました。pfSeneはFreeBSDをベースに開発されたルータ/ファイアウォールソリューションです。

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