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2008年12月1日FreeBSD 6.4-RELEASE登場、Linux Flash9更新、Tiny C Compiler登場、i-node情報を取得する方法

heads-up

FreeBSD 6.4-RELEASE

release - 2008年11月28日、6系の最新版となるFreeBSD 6.4-RELEASEが公開されました。amd64、i386、pc98、sparc64版が用意されamd64/i386版にはネットインストール向けの"bootonly"、CDインストール向けの"disc1"、"disc2"、"disc3"、"docs"、DVDインストール向けの"dvd1"のディスクイメージが用意されています。disc1とdvd1はライブCD/DVDとしても活用できます。

6.4における主な特徴は次のとおりです。

  • 新しいNFS Lock Manager(NLM)クライアントの導入
  • Camellia暗号のサポート
  • USBデバイスからの起動やGPTデバイスからの起動のサポート
  • KDE 3.5.10およびGNOME 2.22.3の提供
  • 各種3rdパーティアプリケーションの更新

6.4のセキュリティサポートはExtended扱いとなり、2年後の2010年11月30日まで実施されます。6.4で6系のリリースは終了する見通しです。サーバに6系を採用している場合には6.4へのアップグレードと2年以内の7系以降へのアップグレードを計画してください。7.1のリリースは順当に進めば2008年12月の下旬に実施されることになりますが、時期的に考えて2009年の年始までずれ込む可能性もあります。

6系は安定したブランチですが、マルチコア性能の改善や高速ネットワーク機能など多くの点でパフォーマンスは7系や8系の方が有利だとみられます。特にマルチコアの性能を発揮するには最新版ほど有利な状況です。新しくサーバを構築する場合、6.4ではなく7.1の採用を検討してみてください。7系はすでにSTABLEブランチで動作も安定しています。

ports

www/linux-flashplugin9

Linux Flash9のportが9.0r151へアップグレードされました。

lang/tcc

Tiny C Compilerのportが新しくPorts Collectionへ追加されました。

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