heads-up
- Clang on FreeBSD
current - FreeBSD開発者であるEd Schouten氏がcurrent mlにおいて、
2009年6月2日(米国時間)の段階でLLVM Clangでのビルドに対応したFreeBSDブランチをSubversionへ導入したことを伝えました。導入の成果はhttp:// svn. にて閲覧できます。svn://freebsd. org/ viewvc/ base/ projects/ clangbsd/ svn. freebsd. org/ base/ projects/ clangbsdで取得したブランチでは/usr/ bin/ ccがclangに置き換わっており、 LLVM Clangを使ったビルドが可能とのことです。 svn co svn://
svn. freebsd. org/ base/ projects/ clangbsdとしてLLVM Clang対応のブランチを取得したら、 /etc/ make. confに 「WITH_ CLANG=」 「WITH_ CLANG_ IS_ CC=」 「NO_ WERROR=」 「WERROR=」 の設定を追加してビルドすればいいと説明されています。ただ、 これでベースシステムを置き換えるのではなく、 Jailを作成してその中でビルドを行ってみるといいという説明があります。Jail内でビルドする場合には/etc/ src. confに 「NO FSCHG=」 をつけておいた方がmake installworldがうまくいくことも紹介されています。LLVM Clangのビルドが試験されているのはamd64およびi386です。まだ実験段階という位置づけです。 これに合わせて、
Subversionにvendor/ clangおよびvendor/ llvmが追加されています。 - Portmgr Reorganization
ports - 2009年6月4日(米国時間)、
Portmgrに新しく2名の開発者が加わったことが発表されました。Portmgrに加わったのは、 KDEの移植やPython、 セキュリティ関連のアプリケーションの移植を積極的に実施しているMartin Wilke氏と、 Ports Collection品質管理作業でコミットごとに自動tinderbox試験などを実施しているIon-Mihai Tetcu氏です。なお、 作業時間がとれなくなったことから、 Kirill Ponomarew氏がPortmgrから離脱しています。
links
- ZFS for NetBSD
ZFS-port project introductionにおいて、
Google Summer of Codeの一貫として取り組まれたZFSのNetBSDへの移植と簡単な使い方が紹介されています。