heads-up
- Phoronix FreeBSD Benchmarks
release - Phoronixにおけるベンチマークの結果がフォーラムやcurrent ml、
サーボパーティ掲示板などにおいて話題になっています。 - [Phoronix] Ubuntu vs. OpenSolaris vs. FreeBSD Benchmarks
- [Phoronix] FreeBSD 8.
0 vs. Ubuntu 9. 10 Benchmarks
Phoronixはこうしたベンチマークを多く掲載しているサイトで、
FreeBSDに関するこれらベンチマークでは最新のUbuntuやFedoraの方がほとんどのケースで優れた結果を出しています。これに対しcurrent mlには次のような意見があがっています。 - ファイルシステムに違いがあるのではないか
(UFSとZFSではどうか、 デフォルトのパラメータを変更してはどうか) - ディスクドライバやディスクスケジューリングに違いがあるのではないか
(NCQが活用できていないのが問題ではないか) - コンパイラがGCC 4.
2.1と古いことが原因ではないか
今のところディスクドライバでNCQなどハードウェアの性能を発揮できていないこと、
ファイルシステムの違いがこうしたベンチマークの結果の違いになっているだろいうという見方が多いようです。今後の開発や取り組みにおける指針の1つとして参考になっていくとみられます。 なお、
ディスクレイヤの構造からSATAやAHCIで使えるハードウェア機能を有効に使えていないことは以前から知られています。現在これを解消するためにATAレイヤをCAMレイヤに統合するとともに、 ハードウェア固有の機能を活用できるようにするための開発が進められています。
links
- Ezjail How to use
FreeBSD Jailsを簡単に活用するためのツールにEzjail
(sysutils/ ezjail) があります。このEzjailを実施にどのように使えばいいかという話がSecuring Network Services with FreeBSD Jailsで紹介されています。 Securing Network Services with FreeBSD JailsではEzjailを使ってJailを作成、
設定、 SSHで運用するほか、 実際にJailでHTTPサーバを運用する方法、 Postfixを運用する方法などが紹介されています。実用的でわかりやすく、 FreeBSD Jailを活用するうえで参考になります。 - FreeBroid
AndroidをFreeBSDに移植するプロジェクトFreeBroidが活動をはじめました。LinuxをインストールすることなくFreeBSDでAndroidアプリケーションの開発をできるようにすることを目指したもので、
FreeBSDにおいてAndroidが動作するようになると説明があります。