2010Q2 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を簡単に紹介します。
- The FreeBSD Foundation Status Report
FreeBSDファウンデーションから活動報告が行われています。この期間でファウンデーションは新しく次の5つのプロジェクトの支援を実施したことが紹介されています。
- BSNMP実装の改善
(Shteryana Shopova氏) - ユーザランドDTrace実装
(Rui Paulo氏) - JailベースのFreeBSD仮想化
(Bjoern Zeeb氏) - DAHDI FreeBSDドライバ移植
(Max Khon氏) - リソースコンテナ開発
(Edward Tomasz Napierala氏)
FreeBSDファウンデーションが実施する開発支援は、
FreeBSDに新しい機能を実装したり、 従来からある機能を改善する場合の大きな原動力の1つになっています。開発支援以外にも、 2010Q2に実施された次の取り組みが紹介されています。 - BSDCan 2010へのスポンサーシップの実施
- BSDCan 2010への開発者/ユーザ渡航支援の実施
- BSDCan 2010におけてBSDライセンスツールチェイン会議の実施
- MeetBSD 2010 PolandおよびBeetBSD 2010 Californiaへのスポンサーシップ実施
- パッケージビルディングH/
Wの強化 - ネットワークインフラH/
Wの強化
今期におけるFreeBSDファウンデーションの目標予算は350,000米ドルです。これまでのところ48,000米ドルがドネーションによって集められたと報告されています。ドネーションの実施はFreeBSD Foundation Donationsから実施可能です。
- BSNMP実装の改善