FreeBSD Daily Topics

2011年3月8日FreeBSDを使った日本語環境の構築/ワークステーションの構築チュートリアル

今月の17日から20日にわたって東京理科大学森戸記念館においてAsiaBSDCon 2011が開催されます。17日と18日は有償のチュートリアル、19日と20日は論文発表です。*BSD関連技術の知識をまとめて得ることができたり、日本で*BSD関連の技術者と直接やり取りができる機会となります。FreeBSD Daily TipicsではAsiaBSDCon 2011の開催へ向け、カンファレンスで発表される興味深い内容を取り上げ、その関連事項を紹介していきます。

FreeBSDを使った日本語環境の構築およびCompizベースのワークステーション構築およびシステム管理方法

18日(金)の13時30分から16時30分までの3時間の予定で日本語環境構築に関するチュートリアルを後藤担当で実施します。日本人向けのチュートリアルです。資料は日本語で提供されます。ただし、どうしても英語での発表が必要という場合には補助的にですがチュートリアルの実施時点で英語を交えた発表も考慮します (This tutorial is basically in Japense only. If you want to join with in English, I'll try to speak for you. Tell me your hope on the tutorial room.)。

FreeBSDおよびPorts Collectionを使ったワークステーション(作業用デスクトップPCを)の構築には、自分が必要とする機能を柔軟に構築できるという利点があります。システムのアップグレードやアプリケーションのアップグレードを併用すると、常に最新のFreeBSD HEADとアプリケーションを使い続けるということができます。とくに最新の機能を必要とする場合、この方法は便利で強力なものとなります。

しかしながら、最近はUbuntuやPC-BSDなど優れたディストリビューションが多く、いちから日本語環境を構築するといった作業がわからないというユーザが増えているそうです。本チュートリアルでは、そうしたユーザを対象に日本語環境の構築方法や、構築したシステムやアプリケーションのアップグレード方法などを紹介します。GNOMEやKDE、XFce4といった統合環境を使わずに、それでも最新のデスクトップの便利な機能をピンポイントでチョイスして利用する方法なども紹介しますので、最近のFreeBSDのデスクトップ事情を知りたい方にも面白いものになると思います。

AsiaBSDCon 2011の参加申込はAsiaBSDCon 2011 - Registrationのページから実施できます。また資料の準備などが必要になるのであまり推奨されませんが、オンライン申し込みができないという場合、直接現地に来て参加申込を済ませることもできます。

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