2011年5月13日および14日、
- FreeBSD and Virtualization
FreeBSD DevSummitにおいて、
FreeBSDに関係した仮想化技術に関する簡単な報告がありました。現状を理解するうえでわかりやすいものでした。FreeBSDおよびそれに関係する仮想化技術との関係は次のとおりです。 - Xen HVM with PVドライバ - クロックに多少の問題はあるがFreeBSD amd64が対応済み。i386も同様に動作するとみられるが、
テストされていない - Xen Full PV - FreeBSD 8.
x i386がAmazon EC2で動作しており安定している。9系の対応とSMPへの対応は現在開発中。amd64版はサポートされていない - FreeBSD on Full HVM Platform - FreeBSDを動作させるFull HVM PlatformとしてはVMwareがもっともリーズナブルでパフォーマンスも発揮される。Hyper-Vはあまり対応がよくない状況
現在開発中の案件として次の項目も紹介されました。
- Xen PVドライバ開発 - SpectraLogicよりパッチが提供されすでにマージされている
- BHyVe - NetAppの提供するBSDライセンスのFreeBSDハイパーバイザ
- VirtIOドライバ - すでに実装あり
この数年間、
FreeBSDを活用するベンダとの協業が進んでおり、 エンタープライズに必要となる機能の多くが開発されたり、 ベンダからパッチが提供されFreeBSDへマージされるといった作業が進んでいます。 - Xen HVM with PVドライバ - クロックに多少の問題はあるがFreeBSD amd64が対応済み。i386も同様に動作するとみられるが、