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2011年6月8日FreeBSD/NetBSD、BSDライセンスのlibcxxrt C++ランタイムを獲得

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libcxxrt C++ Runtime Now Available Under BSD License

FreeBSD FoundationおよびNetBSD Foundationは、PathScaleからlibcxxrt C++ランタイムの通常実施権(non-exclusive copyright license)を獲得したことを発表しました。libcxxrt C++ランタイムは2条項BSDライセンスのもとで利用されることになります。

libcxxrt C++ランタイムはもともとItanium向けに開発されたC++ ABIで、現在ではx86ファミリー向けにも使われているものだと説明されています。PathScaleは高性能コンパイラを提供している企業です。AMD64、Intel64、MIPSなどのアーキテクチャ向けC/C++およびFortranコンパイラを提供しています。

libcxxrt C++ランタイムはGNU libsupc++ライブラリを置き換えることになります。FreeBSDはGCCがライセンスをGPL3に変更して以来、GPL2で提供された最後のGCCを使い続けています。古いツールチェーンを使い続けることには問題があり、現在BSDライセンスのもとで新しいツールチェーンを開発し置き換える取り組みが進められています。libcxxrt C++ランタイムの獲得はこうした取り組みを強化することにつながります。

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