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- virtio(4), virtio_
pci(4), virtio_ blk(4), virtio_ balloon(4) and if_ vtnet(4) FreeBSD 10-CURRENTに導入されたVirtIO関連のカーネルモジュールはvirtio(4)、
virtio_ pci(4)、 virtio_ blk(4)、 virtio_ balloon(4)、 if_ vtnet(4)となります。それぞれ次の機能を提供します。 - virtio(4) - virtqueueと呼ばれる共有メモリトランスポートを提供
- virtio_
pci(4) - PCIデバイスをエミュレーション。プローブ、 コンフィグ、 割り込み通知など必要な処理を担当 - virtio_
blk(4) - VirtIOブロックデバイスドライバ。ディスクコントローラをエミュレーション - virtio_
balloon(4) - VirtIOメモリバルーンドライバ。ゲストからホスト(仮想マシンからハイパーバイザ)へメモリを戻すための擬似デバイス - if_
vtnet(4) - VirtIO Ethernetデバイスドライバ。Ethernetデバイスをエミュレーション
それぞれ必要になるカーネルモジュールを読み込むことで機能を提供します。たとえばif_
vtnet(4)を使った準仮想化ネットワークの機能を利用したい場合には、 if_ vtnet(4)以外にもvirtio(4)とvirtio_ pci(4)を読み込みます。 VirtIOの機能を利用するには、
ホスト (ハイパーバイザ側) にも対応が必要になる点に注意してください。たとえばVirtIOブロックデバイスに対応していない仮想環境では、 ゲストOS側でVirtIOブロックデバイスの機能を有効にしても、 その機能を利用することはできません。