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2012年10月12日FreeBSD 9.1-RC2リリース、最終リリースは10月末目処

release

FreeBSD 9.1-RC2 Available

FreeBSD 9.1-RELEASEへ向けた2つ目の準備リリースとなるFreeBSD 9.1-RC2が公開されました。amd64、i386、ia64、powerpc、powerpc64アーキテクチャ向けのISOイメージがFTPサーバ経由で公開されています。1週間後にRC3をビルドし、さらにその1週間後にRELEASEへ向けたビルドを開始すると説明されていますリリーススケジュール⁠。

現在FreeBSDのソースコードはSubversionで管理されていますが、従来からの互換性を考慮してCVSへのエクスポートも実施されています。しかし、このサービスには労力がかかるうえ問題もあり、9.1-RELEASEからはCVSへのエクスポートは積極的に実施しない旨が示されていました。しかし、この方針に対する反響が大きかったため、当初の決定を変更し、9.1以降ではなく10.0-RELEASE以降に対してCVSへのエクスポートを積極的には実施しないという方針に変更されました。

amd64/i386に対してはFreeBSD Updateで9.0-RELEASE、9.1-BETA1、9.1-RC1からアップグレードする方法も説明があります。まず、次の手順でカーネルをアップデートしたのち、一旦システムを再起動します。

freebsd-update upgrade -r 9.1-RC2
freebsd-update install
shutdown -r now

システムが起動してきたら次の手順でユーザランドをアップデートして、再びシステムを再起動します。

freebsd-update install
shutdown -r now

FreeBSD 7系や8系からアップデートすることもできますが、その場合にはユーザランドをアップデートするfreebsd-update installの実行後に、Ports ColllectionやPackagesからインストールしたサードパーティ製アプリケーションをすべて再構築する必要があります(7系や8系からのアップデートを実施する場合、どちらかといえば一旦すべて削除してから再インストールした方が手間が少ないように思います⁠⁠。

今後提供されることになる9系や8系に関してCVSへの積極的なエクスポートを実施するかどうかは、現段階では検討事項とされています。なお、現状でCVSを使う場合、RELENG_9_1で9.1-RC2が取得できます。Subversionならreleng/9.1を指定します。

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