pkg
- pkgng as default packages management system
FreeBSD 10-CURRENTにおいてシステムデフォルトのパッケージ管理システムがpkg_*系からpkg(8)へ切り替わりました。OSVERSION 1000017以降の10-CURRENTが該当します。使っているシステムのOSVERSIONは次のようにコマンドを実行することで確認できます。
% grep '#define __
FreeBSD_ version' $2/ usr/ include/ sys/ param. h | awk '{print $3}' 1000019 % pkg(8)のバージョン1.
0が公開された段階で、 Ports Collectionとシームレスに連携させる方法として/etc/ make. を実施しましたが、confにWITH_ PKGNG=yesの設定を追加するといった説明 この設定はもう不要です。 逆に、
pkg(8)ではなく、 従来のpkg_*系コマンドを使いたい場合、 次のように/etc/ make. confに設定を追加します。 WITHOUT_
PKGNG=YES 従来のパッケージ管理システムからpkg(8)へ移行するには次のように作業を実施します。
$ vi /etc/
make. conf WITHOUT_
PKGNG=YESを追加。 $ portsnap fetch update $ cd /usr/
ports/ ports-mgmt/ pkg/ $ make install clean $ vi /etc/ make. conf WITHOUT_
PKGNG=YESを削除。 $ pkg2ng
pkg2ngで移行せずに、
一旦すべて削除してからpkg(8)経由で再インストールするという方法もあります。Ports Collectionとpkg(8)はシームレスに統合されており、 どちらを使ってインストールしても同様に利用できます。pkg(8)はFreeBSD 10系を特徴づける機能といえます。