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- New Funded Project:FreeBSD/
ARM Architecture Superpages Support FreeBSD Foundationは2013年2月26日
(米国時間)、 Semihalfと共同でARM向けのトランスパレントスーパーページの開発を進めることを発表しました。FreeBSD FoundationとSemihalfがスポンサーとなり、 Semihalf主体で開発が取り組まれるものと見られます。 SemihalfはFreeBSDを活用した組込みデバイスを開発している企業です。各国で開催される*BSDカンファレンスで発表することが多く、
FreeBSD開発者の間ではよく知られた企業です。 FreeBSDは大容量メモリを効率良く扱うためにトランスパレントスーパーページと呼ばれる機能を実装しています。この機能はすでにamd64/
i386などの主要アーキテクチャでは実装されていますが、 この機能がARMにおいても利用できるようになると、 64ビットのARMプロセッサを搭載したマシンをサーバとして運用するのに適した状況になります。 消費電力が少なく、
主に組込みデバイスでの採用が進んでいるARM系のプロセッサですが、 ハードウェアベンダはよりパワフルな64ビットのARMv8をサーバハードウェアのプロセッサとして採用する動きを見せています。今回のスーパーページ開発のスポンサーシップは、 こうしたハードウェアベンダの動きを捉え、 FreeBSDをARMプロセッサにおいて魅力的なOSの選択肢にすることにつながります。 ここのところ特にARMプロセッサでFreeBSDを動作させる取り組みが進んでおり、
向こう数年はこの傾向が続くのではないかとみられます。