conference
- FreeBSDとユニケージ開発手法で企業システム開発
今週の金曜日、
7月5日にKDDIウェブコミュニケーションズさまの会議室をお借りしまして、 「FreeBSDとユニケージ開発手法で企業システム開発」 について発表します。 企業システムの構築といえば、
一般的には要件定義からはじまり、 データベースの設計/必要なデータを取り出すSQL命令の検討/データをクライアントが扱いやすいように何らかのUIの開発、 などなどのアプローチが取られます。こうしたアプローチとはまったく異なる開発手法のひとつに 「ユニケージ開発手法」 というものがあるのですが、 この開発手法はベースのOSとしてFreeBSDがよく合っています。 ユニケージ開発手法ではテキスト処理を実施するコマンドを組み合わせて企業システムを構築します。専用のコマンドを使いますが、
同じ機能をPythonで実装し直したオープンソース版がOpen usp Tukubaiとして公開されています。FreeBSDのPorts Collectionにdevel/ open-usp-tukubaiとして用意してありますので、 FreeBSDではユニケージ開発をすぐに試せるようになっています。 Open usp Tukubaiは企業システムの開発向けに開発されているものですが、
実際には普段利用するコマンドとして便利に利用できるものになっています。時間が取れれば勉強会で実際にOpen usp Tukubaiを使ったデモンストレーションが実施しようと思います。 今までにない開発手法で想像しにくいところが大きいかと思いますが、
効率的に企業システムを内製できる手法ですので、 お時間がある方はぜひとも参加をご検討いただければと思います。