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- LLDB Debugger Port
LLDBデバッガのFreeBSD対応がアクティブに進められています。LLDBはLLVMプロジェクトのもとで開発が進められているデバッガで、
現在のところamd64アーキテクチャ/シングルスレッドにおいて動作が確認されています。最終的にはFreeBSDのベースシステムにマージする方向で開発が進められています。 LLDBのFreeBSD対応はEd Maste氏によって進められています。Ed Maste氏はLLDBのコミッターにもなりましたので、
直接LLDBのソースツリーにアクセスして開発を実施しています。この開発はDARPA/ AFRL、 SRI International、 ケンブリッジ大学のスポンサーシップのもとで実施されています。 マルチスレッドへの対応やウォッチポイントへの対応、
リモートデバッグ機能の実装、 カーネルデバッグ機能の実装、 ほかのアーキテクチャ (ARM、 MIPS、 i386) への対応、 クロスデバッグへの対応など、 開発すべき多くの項目が残されていますが、 最終的にはFreeBSDのベースシステムへマージされる方向です。FreeBSD 10. 0-RELEASE以降に取り込まれるのではないかと見られます。