release
- FreeBSD 9.
2-RC1 now available FreeBSDの最新版リリースへ向けた準備リリース
「FreeBSD 9. 2-RC1」 が公開されました。amd64版、 i386版、 ia64版、 powerpc版、 powerpc64版、 sparc64版のISOイメージおよびUSBメモリイメージが提供されています。 新しくブランチが切られましたので、
Subversion経由でソースコードを取得してアップデートする場合には 「releng/ 9. 2」 を指定する必要があります。BETAの段階では 「stable/ 9」 で取得することができましたが、 以後 「stable/ 9」 は (もしリリースされるとすれば) FreeBSD 9. 3-RELEASEへ向けたブランチとなります。 BETA2とRC1との違いとして次の説明があります。
- cxgbe(4)において要求されるデバイスリストを拡張
- 不適切な値でmunlock(2)システムコールが呼ばれた場合にracct関連のコードでパニックが発生する問題の修正
- GENERICからctl(4)を削除。機能が必要になった段階で動的にctladm(8)カーネルモジュールを読み込むようになった。結果としてデフォルトでカーネルが使用するメモリ容量が削減されており、
128MB程度しかないi386マシンにおいてもデフォルトのままでFreeBSD 9. 2が動作するようになった - zfs send -Dの処理中にctrl-Cで割り込むとハングする問題を修正
FreeBSD 9.
2-RC1のリリースはほぼスケジュールどおりに実施されました。このまま順調に進めば、 日本時間で9月の頭にはFreeBSD 9. 2-RELEASEのアナウンスが実施されることになります。