ports
- BIND upgrading changes named.
conf FreeBSD 10.
0-RC2やFreeBSD 10-STABLEなどでBINDを使っている場合には注意が必要です。次のバージョンへアップグレードする段階でnamed. confファイルが置き換わりますので、 アップグレードを実施する前に必ずnamed. confファイルのバックアップを取っておく必要があります。 - BIND 9.
9.4_ 2 (dns/ bind99) - BIND 9.
8.6_ 2 (dns/ bind98) - BIND 9.
6.3. 2.ESV. R10_ 2 (dns/ bind96)
FreeBSD 10からはベースシステムからBINDが取り除かれますので、
これまでと同じようにDNSのサービスを提供する場合はPorts Collectionやpkg(8)経由でBINDをインストールする必要があります。この段階で従来のnamed. confファイルが置き換わることになりますので、 先にバックアップを取得しておいてください。 ベースシステムからBINDが取り除かれたことで、
DNSの動作をチェックする場合に使われてきたdig(1)コマンドもベースシステムから消えています。dig(1)が使いたい場合にはbind-tools (dns/ bind-tools) をインストールしてdig(1)やnslookup(1)といったコマンドを別途インストールするか、 または新しくベースシステムにマージされたdrill(1)というコマンドを使用します。 drill(1)はLDNSに含まれているソフトウェアのひとつで、
DNSに対してさまざまなクエリを発行することができます。操作できる内容はdig(1)よりも多く、 dig(1)の代替としてはdrill(1)があれば十分と言えます。余談ですが、 drill(1)のコマンド名はdig(1)をもじったものです。dig (掘る、 丹念に調査する) をもじってdrill (ドリル) というわけです。 自動的にアップデートされては不具合が発生するタイプのソフトウェアはpkg(8)コマンドでロックをかけておきます。
FreeBSD 10.
0-RELEASE以降は週に1回といったペースでバイナリベースでのソフトウェアアップデートが可能になります。バイナリパッケージからインストールされると支障があるケースや (特定のビルドオプションを有効にする必要があるなど) このように設定ファイルの置き換えが発生するケースなどでは、 ロックをかけてそのソフトウェアがまとめてアップデートの対象のならないようにしておきます。 - BIND 9.