CentOSプロジェクトKaranbir Singh氏は10月21日(世界協定時)、CentOS 5.4のリリースを発表した。CentOSは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)を上位ベンダとするフリーのクローンLinuxディストリビューション。RHELとの100%互換をめざして開発が続けられており、今回のCentOS 5.4は、9月にリリースされたRHEL 5.4を受けてのもの。対応アーキテクチャはi386とx86_64、ISOイメージはBitTorrentなどからダウンロードできる。
CentOS 4.3では、エンドユーザの使いやすさを考慮してRHELの全リポジトリをひとつにまとめている。また、インストール時に外部リポジトリを有効にするオプションもインストーラに含まれている。
また、今回は同OSとしては初めてi386版のLiveCDを同時にリリースしている。ただし、LiveCDに関するリリースは後日発表になる予定だ。
CentOS 5.xからのアップグレードは
を実行するだけで可能。
DVDイメージは以下のURLからダウンロード可能。
- x86 32ビット版
- URL:http://mirror.centos.org/centos/5.4/isos/i386/CentOS-5.4-i386-bin-DVD.torrent
- x86 64ビット版
- URL:http://mirror.centos.org/centos/5.4/isos/x86_64/CentOS-5.4-x86_64-bin-DVD.torrent
- CentOS
- URL:http://www.centos.org/