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2010年9月29日Tuxモニュメント、ロシアにあらわる

ロシア・シベリアの西側を流れるトゥラ川のそばに、チュメニ(Tyumen)という人口50万人程度の街がある。この街でホスティング事業を行っているTyunetという会社のCEO Sergey V Mikhailov(セルゲイ・ミハイロフ)氏が発起人となり、Linux史上初めてのコトが実現された。なんとLinuxペンギン「Tux」のモニュメントが作製されたのだ。

Mikhailov氏はTyumenのLinuxユーザコミュニティを率いており、同コミュニティがこのプロジェクトを推進してきたもよう。⁠誰もが開発に参加できるLinuxの可能性を象徴するようなモニュメント」を目指して作られたそうだ。出来上がったモニュメントを見ると、立体的なブロンズっぽいTuxの両脇からワシの翼が生えているというデザインである。ペンギンとワシの合体……なんだかちょっとシュールな気も。

鳥人間よろしく翼をつけた?! ペンギン
鳥人間よろしく翼をつけた?! ペンギン

以下はMikhailov氏のコメント。

ペンギンが飛べないなんて誰が言った? コレを見よ! たとえ天賦の才が備わっていなくても、小さな鳥だって翼を得ることはできるんだ。我々はTuxをもっとポピュラーな存在にしたい。だからこのプロジェクトを実行したんだ。

ちなみにこのモニュメントをどこに設置するかはまだ未定らしい。

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