Red Hatは5月23日(米国時間)、「Red Hat Enterpeise Linux 7」の4度目のメンテナンスバージョンとなる「Red Hat Enterprise Linux 7.4(RHEL 7.4)」のベータ版を公開した。RHELのサブスクリプションユーザであればRed Hatのカスタマーポータルからダウンロードすることが可能になっている。
- Red Hat Enterprise Linux 7.4 Beta now available
RHEL 7.4ではセキュリティ/コンプライアンス、自動化、操作性の向上など数多くのアップデートが予定されているが、なかでも注目したいのが新たに実装されるネットワークバウンドなディスク暗号化技術だ。
そのほか、Application-Layer Protocol Negotiation(ALPN)など複数のOpenSSLベースのTLSプロトコルのサポート、RAID Takeoverの拡張、Network Manager 1.8へのアップデート、システム管理のシンプル化をはかる「Red Hat Enterprise Linux System Roles」の追加などが含まれている。