Debian Projectは6月17日
2年以上の歳月をかけて行われたメジャーアップデートだけに、
- サポートするハードウェアアーキテクチャはi386、
amd64、 arm64、 ppc64el、 s390 (IBM SystemZ) など全部で10種類。powerpc (32ビットPowerPC) サポートがなくなり、 mips64el (64ビット リトルエンディアンMIPS) が新たに追加 - MySQLパッケージをMariaDBパッケージにリプレース。これによりMySQL 5.
5および5. 6はMariaDB 10. 1に自動的に置き換えられる - デスクトップアプリケーションとしてFirefoxおよびThunderbirdが復帰。これに伴い、
Debian 4. 0 "etch"から採用していたIceweaselおよびIcedoveは置き換えられる。またOfficeアプリケーションとしてLibreOffice 5. 2が含まれる - デスクトップ環境としてはGNOME 3.
22、 KDE Plasma 5. 8、 LXQt 0. 11、 MATE 1. 16、 Xfce 4. 12などのパッケージが含まれる - OpenPGPのフリー実装であるGnuPGのうちmodern branchの機能をパッケージングした初めてのリリース
- Xディスプレイシステムを動作させるのにroot特権を必要としない
- ライブイメージにおいてUEFIブートを新機能としてサポート
- 2万5,000を超えるソースパッケージを含み、
5万1,000のソフトウェアパッケージがすぐに利用可能な状態で提供される - 75ヵ国語をサポートし、
インストールはテキストベースとGUIの両方に対応
なおDebian Projectは、