Oracleは8月9日(米国時間)、Java JDK 9の最初のリリース候補(RC1)版となる「JDK 9 Early-Access Builds」を公開した。対応アーキテクチャはWindows(32ビット/64ビット)、macOS(64ビット)、Linux(32ビット/64ビット)、Linux ARM(32ビット/64ビット)、Solaris SPARC(64ビット)、Solaris x86(64ビット)、Alpine Linux(64ビット)。いずれも実行環境のJREと開発環境のJDKが含まれている。
- JDK 9 Early-Access Builds
もともとのスケジュールでは、9月21日に予定されていた一般提供(GA)開始を見込んで、6月22日にRC1が公開される予定だったが、新機能のモジュールシステムである「Project Jigsaw」の導入をめぐってコミュニティが紛糾したことが原因で、約1ヵ月半遅れのリリースとなった。
JDK 9およびJava 9ではJigsawのほか、新API/ツールの追加や標準化(バージョン形式やロケールなど)において数多くのアップデートが予定されている。
- What's New for Core Libraries in JDK 9 | Java Platform, Standard Edition