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2017年8月16日GNOME、ハタチになる ―8月15日はGNOME記念日

GNOMEプロジェクトは8月15日(米国時間⁠⁠、GNOMEが誕生してから20周年を迎えたことをアナウンスした。

Happy 20th Birthday, GNOME!

現在はMicrosoftでXamarin開発を担当するMiguel de Icazaと、SUSEに所属しながら現在もGNOMEプロジェクトに関わるFederico Mena Quiteroが1997年8月15日に最初のGNOMEを世に送り出してから20年、最初の安定版となる「GNOME 1.0」はその2年後の1999年にリリースされ、以後、33回にわたって安定版が提供されてきた。現時点での最新バージョンは「GNOME 3.24(開発コード"Portland"⁠⁠」だが、既報の通り順調に開発が進めば9月には「GNOME 3.26(開発コード"Manchester"⁠⁠」がリリースされる予定だ。

数多くのLinuxディストリビューションのデフォルトデスクトップ環境として使われているGNOME、20年の間にコードは800万行に、コントリビュータの数は6000人になり、ソフトウェアとしてもプロジェクトとしても大きく成長した。Miguelはもうプロジェクトから離れて久しいが、Federicoはまだ活躍中だ。20周年を祝ってGNOME 3.24の開発コードの由来となった米ポートランドをはじめ、世界各地でセレブレーションパーティが開催されるが、先に挙げたGNOMEのサイトにはパーティを楽しむFedericoの写真も掲載されている。なお、残念ながら日本でパーティが開催される予定はない。

Welcome to GNOME's 20th Birthday Parties!

何はともあれ、Happy Birthday GNOME! 21年めもますますの発展があらんことを願う。

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