CanonicalのソフトウェアエンジニアであるJosh Powersは12月20日(世界標準時)、2018年4月リリース予定の「Ubuntu 18.04 LTS(開発コード: Bionic Beaver)」において、サーバ版(Ubuntu Server)のi386アーキテクチャに関してはデイリーイメージを削除する方針であることを明らかにした。これによりUbuntu 18.04からはデスクトップ/サーバともに32ビット版のデイリーイメージが作られないことになる。
- Fwd: i386 images
Ubuntu Server i386の提供中止については、現バージョンのUbuntu 17.10がリリースされた11月から検討が続いていたが、「i386アーキテクチャの削除に反対する意見はとくになかった」(Powers)ことから今回の決定に至ったという。Linuxディストロが32ビットを"捨てる"動きはここ1、2年で加速しつつあるが、デスクトップだけでなくサーバにおいても同様のようだ。