Intelのデータセンターグループ部門でエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャを務めるNavin Sheonyは2月20日(米国時間)、Intelプロセッサをターゲットにした脆弱性「Spectre」に対応した新たなマイクロコードを発表した。対象となるのはIntel Core Xシリーズプロセッサファミリの「Skylake(第6世代)」「Kaby Lake(第7世代)」「Coffee Lake(第8世代)」、およびデータセンター向けの製品「Intel XeonScalable」「Intel Xeon Dシリーズ」となっている。
- Latest Intel Security News: Updated Firmware Available for 6th, 7th and 8th Generation Intel Core Processors, Intel Xeon Scalable Processors and More
新しいマイクロコードにはGoogleのセキュリティチーム「Zero」がVariant 2の回避策として開発した「Retpoline」が含まれており、懸念されていたマイクロコード適用によるパフォーマンスの低下も最小限に押さえられているとみられる。マイクロコードの適用は、各OEMベンダがファームウェアをアップデートし、それぞれの顧客に提供することで実行される。