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2018年2月27日Canonical、Ubuntu Touchの開発を続けるUBportsにUbuntu Phoneをプレゼント

マーク・シャトルワースが2017年4月にUnity 8の開発を中止を発表してから約1年近くが経過し、Unity 8が話題になることもめっきり減ってしまったが、関連プロジェクトのすべてが消滅したわけではない。Unity 8インタフェースを実装したモバイルデバイス「Ubuntu Touch」の開発を続けるコミュニティUBportsもそのひとつだ。

モバイルOSの開発には検証用のデバイスの確保が欠かせないが、コミュニティベースでそれを維持することは難しい。UBportsも同様で、プロジェクトの費用は基本的に寄付で賄われているが、すでに開発が終了しているUbuntu Touchが動くデバイスを確保することはかなりハードルが高い。そんなUBportsにCanonicalからうれしいギフトが届いた。2月20日、UBportsはCanonicalから中古のUbuntu Phoneの寄贈を受けたことをTwitterで明らかにしている。

CanonialがUBportsに贈ったレガシーデバイスは合計で38台、BQ Aquaris E4.5、BQ Aquaris E5 HD、Meizu MX4、Nexus 4などが含まれているという。新しいデバイスだけでなく、旧式のデバイスのサポートも望んでいたUBportsにとってまさに最高のプレゼントだといえそうだ。

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