Murdockの当時のアナウンスには「基本的にスクラッチから書き上げたけど、SLS(Softlanding Linux System)からインスパイアされた部分は大きい」と書かれている。また、ともに開発を行う協力者やフィードバックを強く求めている文面からは、まだオープンソースという言葉が普及してない時代からすでに、コミュニティを中心に開発を進めていこうとしていたMurdockの姿勢をうかがうことができる。
25年間、1日たりとも途切れることなく続いてきたDebianプロジェクトは「次の25年、さらにもっとその先へ(Here's to another 25 years - and hopefully many, many more!)」と歩んでいくと誓っている。Happy Birthday Debian!