FedoraプロジェクトのBen Cotton(Red Hat所属)は4月16日(米国時間)、4月21日に予定していた「Fedora 32」について、21日にはリリースしない(NO-GO)とリリースマネジメントチームが決定したことを明らかにした。
- [Test-Announce] Fedora 32 Final is NO-GO -Ben Cotton
リリースが延期になった大きな理由はいくつかのブロッキングバグによるもので、その中にはFedoraのレスキューモード(Rescue Mode)がLVMパーティションを認識しない、NVIDIAの 「Turing GPU」搭載ハードウェアでセキュアブートがうまく機能しない、といったケースが含まれている。
Fedora 32の新しいリリース日については4月23日に再度、リリースマネジメントチームによるミーティング(GO/NO-GO Meeting)で決められることになっているが、現時点では4月28日をターゲットに調整が進められているという。