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2020年5月25日 Linux 5.7-rc7がリリース,Linusの愛機は“3倍速”に―メインマシンを15年ぶりにアップグレード

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Linus Torvaldsは5月24日(米国時間⁠⁠,次期LinuxカーネルLinux 5.7の7本目のリリース候補版となる「Linux 5.7-rc7」を公開した。順調に進めばこれがLinux 5.7に向けた最後のリリース候補版となり,1週間後の5月31日には正式版が公開されることになる。

Linux 5.7-rc7 -Linus Torvalds

Linusによれば,前回のLinux 5.7-rc6は予想より大きなサイズになってしまったが,rc7に関しては「これまでで最小ではないが,最大でもない。中間のサイズに収まった」とコメントしており,ノーマルな仕上がりとなっているようだ。

開発コミュニティの関心はすでにLinux 5.7の次のバージョンであるLinux 5.8に移っており,新機能やクリーンアップに関しての議論が重ねられているが,Linus自身は今週(5/18週)のもっともエキサイティングなトピックとして,15年ぶりにメインマシンをIntelベースの環境から「AMD Ryzen Threadripper 3970x」CPU搭載のAMDマシンに移行したことを明かしている。現行製品のなかでも最高峰として評価が高いCPUだが,Linusも「allmodconfigのテストビルドを実行したら,以前の環境よりも3倍は速い」と満足しているようだ。次のLinux 5.8に向けて,コミュニティもLinusもウォームアップが開始されつつある。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。