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2020年7月31日 時価総額は200億ドル ―Apache Software Foundationが2020年度活動レポートを公開

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Apache Software Foundation(ASF)は7月29日(米国時間⁠⁠,2020年度(2019年5月1日~2020年4月30日)の活動内容をレポートとして公開した。同レポートによればASFがサポートする350以上ものオープンソースプロジェクト/イニシアティブの価値は約200億ドル(2兆8653億円)以上に相当するという。

The Apache® Software Foundation Announces Annual Report for 2020 Fiscal Year: The Apache Software Foundation Blog

2020年度のハイライトとして紹介されているおもなトピックは以下の通り。

  • 約800万行のコード,金額にして約6億ドル(626億2560万円)もの価値が追加され,ASF全体では200億ドル超えを達成(COCOMOモデルによる見積もり)
  • Apacheリポジトリのコードはトータルで2億2700万以上に
  • 新たに34名のASFメンバーが選出され,トータルで813名に
  • コードコミッターの数は7700名を超える
  • トップレベルコミュニティの数は206に
  • 9つのプロジェクトが新たにApacheインキュベーター→トップレベルプロジェクトに昇格
  • 45のプロジェクトがインキュベーターとして活動中
  • apache.orgのページビューは1週間あたり3500万以上
  • Apacheミラーサイトからダウンロードされたソースコードの量は2ペタバイト
  • もっともアクティブで訪問数が多いトップ5プロジェクトは「Kafka」⁠Hadoop」⁠Lucene」⁠POI」⁠ZooKeeper」
  • もっともコミット数の多いリポジトリのトップ5は「Camel」⁠Flink」⁠Beam」⁠Hbase」⁠Lucene」⁠Solr」
  • もっともコード行数の多いリポジトリのトップ5は「NetBeans」⁠OpenOffice」⁠Flex」⁠Mynewt」⁠Trafodion」
  • 2892名のコミッターが6013万2710行のコードを変更し,17万4889回のコミットを実行
  • 1万2413名が6万3172の新たなイシューを立て,2868名が5万4633のイシューをクローズ
  • 1万9396名のオーサーが,90万7870のトピックについて,1417のメーリングリストを通して213万7560通のメールを送信
  • もっともアクティブなメーリングリストのトップ5は「Flink」⁠Tomcat」⁠Royale」⁠Beam」⁠Lucene」⁠Solr」
  • もっとも多く送信したトップ5は「GitBox」⁠AsterixDB」⁠Whimsy」⁠Andrea Cosentino」⁠Mark Thomas」
  • Gitリポジトリの数は2045で,250Gバイトのコードと履歴を含む
  • GitHubトラフィック(clone)のトップ5ソースは「Thrift」⁠Beam」⁠Cordova」⁠Arrow」⁠Geode」
  • GitHubトラフィック(visit)のトップ5ソースは「Spark」⁠Flink」⁠Camel」⁠Kafka」⁠Beam」
  • Apache HTTP Serverが25周年のアニバーサリーを迎える
  • 748名がIndividual Contributor License Agreements(ICLAs: 個人の貢献者ライセンス同意書)に署名
  • 33の企業がCorporate Contributor License Agreementsに署名
  • 40のSoftware Grant Agreementに署名
  • 15年連続で「Google Summer of Code」のメンター組織に

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。