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2020年8月6日LibreOffice 7.0がリリース ―ODF 1.3、Skia、Vulkanなどを新たにサポート

The Document Foundationは8月5日(ドイツ時間⁠⁠、クロスプラットフォームのオフィススイート「LibreOffice」の最新版「LibreOffice 7.0」の正式リリースを発表した。

Announcement of LibreOffice 7.0 -The Document Foundation Blog

LibreOffice 7.0ではネイティブフォーマットとして「OpenDocument Format(ODF⁠⁠」の最新バージョンである「ODF 1.3」をサポートしており、ドキュメントへのデジタル署名やXMLドキュメントに対するOpenPGPベースの暗号化が可能になっている。

また、グラフィック周りのメジャーアップデートとして、グラフィックエンジンをこれまでの「Cairo」からGoogleが開発するオープンソースの2Dライブラリ「Skia」に変更、加えてモダンGPUへのダイレクトアクセスを提供する低レベルレイヤのAPI「Vulkan」を新たにサポートする。

Microsoft Office(DOCX/XLSX/PPTX)との互換性も向上しており、たとえば31文字以上のファイルをもつXLSXファイルのインポートや、DOCXドキュメントの2013/2016/2019モードでのネイティブ保存が可能になっている。

LibreOffice 7.0がサポートするOSはWidows(32/64ビット⁠⁠、Linux(64ビット、deb/rpm⁠⁠、macOS(64ビット)で、プロプライエタリOSの最低動作環境はWindows 7 SP1およびmacOS 10.12となっている。

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