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2021年2月19日“木のいて”!? Fedora、KDE実装のイミュータブルデスクトップOS「Fedora Kinoite」2021年秋にリリースへ

2021年4月の一般提供開始に向けて開発が進む「Fedora 34」だが、その次のリリースである「Fedora 35」に関しても新しい動きが出始めている。Fedoraプロジェクトは2月17日(米国時間⁠⁠、デスクトップ環境にKDE Plasmaデスクトップを採用したイミュータブルなデスクトップOS「Fedora Kinoite」を2021年秋リリース予定の「Fedora 35」にあわせて提供することを明らかにした。

Changes/Fedora Kinoite -Fedora Project Wiki

FedoraにはKDEやXfceなどGNOME以外のデスクトップ環境を好むユーザ向けに「Fedora Spins」が用意されているが、今回発表されたFedora Kinoiteは「Fedora KDE Spin」とは異なり、Fedoraのイミュータブルエディションである「Fedora Silverblue」と同じテクノロジ(OSTtree、Flatpak、podmanなど)をベースにしている。いうなればSilverblueのKDEバージョンがKinoiteとなる。

Kinoiteという名称についてFedoraプロジェクトは以下のように説明している。

残念ながら、3つめの「木のいて」が何を示すものなのかはわからなかったが、OSTreeベースのイミュータブルなKDE実装プロジェクトとして、Silverblue同様に徐々にプロジェクト内での周知を図っていく意向のようだ。

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