Linus Torvaldsは5月9日（米国時間⁠）⁠、次期Linuxカーネル「Linux 5.13」の最初のリリース候補版となる「Linux 5.13 rc-1」を公開した。「⁠Linux 5.12」のリリース時にLinusがコメントしていたとおり、マージウィンドウは通常よりも若干、大きなサイズだったようだ。

Linux 5.13-rc1 -Linus Torvalds

Linusによれば、Linux 5.13-rc1では1万2,015のファイルが変更され、63万1,309行のコードが追加、24万6,239行が削除されたという。Linux 5.13ではApple M1チップがはじめてサポートされるなど、ハードウェア関連の大きなアップデートがいくつか予定されている。開発が順調に進めば、正式リリースは2021年6月末ごろになりそうだ。