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2021年6月9日 openSUSE,ハードウェアサポートの拡充を図る「FrontRunner」プロジェクトを始動

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openSUSEプロジェクトは6月8日(ドイツ時間⁠⁠,SUSEファミリのより広範なハードウェアサポートを図るためのプロジェクト「FrontRunner」の概要をアナウンスした。

New Rebuilds Look to Advance New Hardware -openSUSE News

FrontRunnerはopenSUSEプロジェクトが2月にスタートした「openSUSE Step(以下,Step⁠⁠」プロジェクトに含まれるイニシアティブ。StepはSLSのソースコードをリビルドし,SLSではサポートされていないアーキテクチャ(x86_32,armv7hlなど)をopenSUSE Leapでサポート可能にする中間物(intemidiate building block)として機能する。現在,SLSのバージョンにあわせ,Step 15/15-SP1/15-SP2/15-SP3の4つのバージョンが存在する。

これに対しFrontRunnerでは,これまでStepではビルドしていなかったSLEの最新のパッチなども含め,すべてのソースコードをシングルレイヤでビルドすることで,より精度の高い最先端のフィードバックをSLSに対して行う。古いアーキテクチャのサポートが求められるopenSUSEに対してはStepで,より最新のハードウェアへのきめ細かい対応が望まれるSLSに対してはFrontRunnerで,という使い分けでSUSEファミリ内のハードウェアサポート拡充を図っていく。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。