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2021年11月12日 Red Hat Enterprise Linux 8.5がリリース

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Red Hatは11月10日(米国時間⁠⁠,⁠Red Hat Enterprise Linux 8.5」の一般提供(GA)を開始した。すでにRed Hatカスタマーポータルから入手可能となっている。

What's new in RHEL 8.5 -RED HAT BLOG
Red Hat Extends Foundation for Multicloud Transformation and Hybrid Innovation with Latest Version of Red Hat Enterprise Linux -redhat.com

RHEL 8.5におけるおもなアップデートは以下の通り。

コンテナ関連

  • RHEL 8.4まではベータ版として提供されてきたデーモンレスで軽量なコンテナエンジン「Podman」がGAに(RHEL 6/7/8でも利用可能)
  • コンテナイメージの署名がデフォルトで検証済み
  • ルートレス(rootless)なコンテナのビルド/実行をOverlayFSでサポート

運用/管理

  • Webコンソールからのメトリクス確認,Grafanaサーバへのメトリクスのエクスポート
  • AnsibleによるIPMI(Intelligent Platform Management Interface)に準じたインテリジェントなハードウェア管理
  • VPNおよびPostfixの設定を簡素化するシステムロールの追加
  • RHELのマイナーリリースがカーネルライブパッチの対象に
  • Webコンソールからのカーネルライブパッチが可能に
  • より詳細な情報を含むSSSD(System Security Services Daemon)ログへのアクセス(ユーザ認証システムのパフォーマンス分析やボトルネックの特定が容易に)
  • NTS(Network Time Security⁠⁠ for NTP(Network Time Protocol)

SQL Serverユーザのための拡張

  • SQL Server用のシステムロールの追加
  • Microsoftからのアドバイスやベストプラクティスを得られる「SQL ServerアセスメントAPI」をナレッジサービスの「Red Hat Insights」に提供

開発者サポート

  • OpenJDK 17のサポート,RHEL UBIで利用可能
  • .NET 6のサポート

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。