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2021年12月15日Fedora、来春リリースのFedora 36でlocateコマンドに「plocate」実装へ

Fedoraプロジェクトは12月9日、2022年4月にリリースを予定している次期バージョン「Fedora 36」において、ファイルの高速検索を行うlocateコマンドを、現在の「mlocate」から「plocate」にリプレースする方針を明らかにした。

Changes/Plocate as the default locate implementation -Fedora Wiki
plocate, a much faster locate

plocateはすでにDebianなどでもデフォルト採用されているlocateコマンドの実装で、mlocateよりも高速なファイル検索が実行でき、さらにディスク上に生成されるデータベースがmlocateよりも少ない容量である点などが高く評価されている。

Fedoraでは現時点の最新バージョンである「Fedora 35」においてはmlocateを採用しているが、⁠複数のlocate実装をメンテナンスするのは効率的ではない」として、Fedora 36ではメンテナンスからplocateにリプレースし、それ以降のバージョン(Fedora 37など)ではmlocateを削除していく予定だ。なお、現状のFedora 35でもplocateのテストは可能だという。

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