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2022年1月24日 Linux 5.17-rc1がリリース,Linus「みんなに感謝を言わないと」

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Linus Torvaldsは1月23日(米国時間⁠⁠,次期Linuxカーネル「Linux 5.17」の最初のリリース候補(RC)版となる「Linux 5.17-rc1」を公開した。Linusのプライベート旅行の都合で,通常のRCよりもやや早めにマージウィンドウを閉じての公開となったが,とくに大きな混乱もなく順調なスタートとなったようだ。

Linux 5.17-rc1 -Linus Torvalds

Linusによれば,Linux 5.17はカーネルサイズが肥大化する気配はなく,全体的に見ていたって通常通りの開発になるとのこと。Linux 5.17の大きなアップデートのひとつであるFS-CacheおよびCacheFileの書き換え作業や乱数ジェネレータに関連する作業が通常よりも増えたものの,全体の作業に影響するほどではなかったという。RC1の公開が自身の旅行と重なるため,Linusは移動中にノートPCで作業することを覚悟していたようだが,ほとんどのプルリクエストがマージウィンドウの初期に送られてきたため,作業しながら移動する必要もなかったようだ。スムースにマージウィンドウのクローズからRC1の公開にこぎつけられたことに対してLinusは「みんなに感謝を言わないといけないね(I have to give thanks to people⁠⁠」と開発メンバーに謝意を示している。

このまま順調に開発が進めば,Linux 5.17は2022年3月中旬(3月13日または3月20日)ごろに正式リリースとなる予定だ。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。