Ubuntu Oneのクローズドベータテスト
Ubuntu Oneのクローズドベータテストが始まり,
主な機能は次のようなもので,
- ユーザーが指定したファイルを保存できる領域を,
2GBないし10GB提供する。 - Ubuntu Oneパッケージ
(ubuntu-one-client) をインストールしたマシン間で, この領域をホームの下の特定のディレクトリ (注2) として見せることができる。つまり, 複数のマシンの間で 「自動的に同期される領域」 として使うことができる。 - この領域には,
Webインターフェース経由でもアクセスできる。 - 指定した領域を,
他のユーザーと共有することもできる。
- 注1
- しかも現状では,
Dropboxと違ってUbuntu (しかも9. 04) 用しかクライアントソフトウェアがないため, Windowsなどでも利用できるDropboxに比べると不便なサービスです。ただし, プロトコルは公開される予定ですし, 既存のファイル保存サービスとの違いを打ち出していくはずです。 - 注2
- 筆者が試した範囲では,
"~/Ubuntu One/"ディレクトリ以下が同期されます。これはターミナルを多用するユーザーにとってはあまりにも使い勝手が悪いので, 「ln -s 'Ubuntu\ One' ubuntu_ one」 などとしてシンボリックリンクを張っています。
公開後はその名の通り,
クローズドベータテストに参加するには
現在のところ,
- 容量2GB:無料
- 容量10GB:月額$10.
00(USD)
なお,
9.10関連
Alpha1リリース
9.
ここからスケジュールに従って開発が進んでいきます。
WebMirrorManager
企業などでUbuntuを導入する場合には,
また,
ただしこの機能はまだ提案段階ですので,
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"byobu" (注3) になりました。 - sshを用いてL3 VPNを張る方法。
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単三乾電池でも動作するNetbookが発表されています (注4)。
- 注3
- "byobu"は
「屏風」 です。 - 注4
- CPUはXcore86
(Vortex86MX) はx86 CPUで, 10年ほど前 (Socket 7やPentium IIやK6-2の時代) にRiSE社が出していたmP6コアをベースにしたものです。