UDS-P
UDS-Pが無事終了し、
なお、
最終的にこれらのうち何割が完成するかは、
デスクトップ関連
- desktop-p-ubuntu-one-cloud-printing:CUPSからUbuntu Oneを経由して、
HP ePrintやGoogle Cloud Printで接続できるプリンタを、 一種の 「ローカル」 プリンタとして見せるようにしよう。 - desktop-p-google-cloud-print-integration:Google Cloud Printerを、
システム設定から設定できるようにしよう。 - desktop-p-freerdp:rdesktopからFreeRDPへ移行し、
さらにUIを整備してWindowsのリモートデスクトップへ簡単に接続できるようにしよう。 - desktop-p-sign-in-with-u1-credentials:Ubuntu SSO ID
(LaunchpadやUbuntu Oneで利用されているID) を用いて、 デスクトップへログインできるようにしよう。 - desktop-p-multi-monitor:マルチモニタサポートを強化し、
接続しただけでクローンやマルチディスプレイ等、 適切な設定を簡単に行えるようにしよう。 - desktop-p-unity-greeter:Unity Greeterの適用範囲の拡張。Unity Greeterをスクリーンロックの解除に使えるようにしたり、
ネットワークインジケータを表示したり、 デザインを変更できるようにしよう。 - desktop-p-fingerprintauthentication:指紋認証を積極的に利用できるようにしよう。Foundationで行う予定のTPMの強化
(foundations-p-tpm-tools) と連携して、 企業向けシステムとして適切な認証系を構成できるようにしよう。 - desktop-p-usb-modeswitch-needs-to-get-extended-to-printers:
「いまどき」 のプリンタのために、 usb-modeswitchを同梱してプリンタとして正しく見えるようにしよう。usb-modeswitchなしだと、 「いまどき」 のプリンタはドライバ置き場のストレージデバイスとしてだけ見えてしまう。 - desktop-p-calendar-integration:Ubuntuには
「カレンダー」 アプリケーション (予定表管理のためのスケジュール機能。いわゆるPIM的なもの) がないので、 何らかのソフトウェアを選定してデスクトップ一式に含めよう。 - desktop-p-text-free-boot:起動時にテキストが表示されるのは負けだ。意味不明な文字列を表示させずに、
スムーズにブートするようにしよう。
Foundation関連
- foundations-p-ubiquity-u1-setup:Ubuntu Oneのユーザー設定はインストール時に行えるようにしよう。
- foundations-p-dkms-enhancements:DKMSをより
「うまく」 使い、 ドライバ問題を改善しよう。 - foundations-p-upstart-convert-main-initd-to-jobs:mainに含まれるソフトウェアではSysVinitベースのスクリプトを使わず、
すべてUpstart Native Jobに置き換えよう。 - foundations-p-dns-resolving:DNS解決の結果をキャッシュできるようにし、
これまでのLinuxの常識である 「名前解決の結果はキャッシュされない」 状態から脱却しよう。 - foundations-p-python-versions:CDに初期状態で含めるPythonは3系だけにしよう。
11.10のカーネル
Ubuntu 11.
- USB3.
0ドライバが、 モジュールからカーネル組み込みに変更されました。これにより (BIOSもしくはEFIがUSB3. 0チップからのブートをサポートしている前提で)、 USB3. 0接続のストレージデバイスからの直接ブートが可能になるかもしれません。 - IvyBridgeの内蔵GPUの周波数スケーリング対応が追加されました。
- ごく最近のPCに搭載されているBluetoothチップ、
BCM20702A0のサポートが追加されました。
Japanese RemixリポジトリからのAdobe Readerの提供終了
Ubuntu Japanese Teamでは、
この背景は、
UWN#240
Ubuntu Weekly Newsletter #240がリリースされそうです。
その他のニュース
- Ubuntu for Smartphone/
Tablet や、12. 04 で「こうなったらいいな」 というモックアップ。いずれもモックアップであることに注意してください。 - いろいろと間違ったスマートフォン
(だったもの) が勢ぞろいした光景。いずれもモックアップではないことに注意してください。 - UDS会場で行われた、
各種有名人への インタビューのビデオ。 - 11.
10のUnityが嫌いな人に向けた、 Xubuntuのススメ。 - Ubuntu 11.
10環境での、 XenとKVMとVirtualBoxの比較記事。 - Ubuntu 11.
10でWebアクセス可能な中規模メールサーバーを構築する方法。 - 中国で販売されている、
DellのUbuntuプリインストールマシン販売の様子。 - Jujuを使ってHadoop環境のセットアップを行い、
Gangliaで監視しつつベンチマークし、 さらにEC2に持っていく方法。 - mozcがDebianにおいてmainに受け入れられそうです
[2]。
今週のセキュリティアップデート
- usn-1252-1:Tomcatのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2011-November/ 001470. html - Ubuntu 11.
10・ 11. 04・ 10. 10・ 10. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2011-1184, CVE-2011-2204, CVE-2011-2526, CVE-2011-3190を修正します。 - Tomcat 6.
0.33に相当するセキュリティアップデータです。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-1253-1:Linux kernelのセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2011-November/ 001471. html - Ubuntu 10.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2011-1576, CVE-2011-1833, CVE-2011-2494, CVE-2011-2495, CVE-2011-2497, CVE-2011-2695, CVE-2011-2699, CVE-2011-2905, CVE-2011-2928, CVE-2011-3188, CVE-2011-3191を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるので、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://