17.04のリリースとともに、Canonicalに大きな動きがありました。これまで7年間にわたってCanonicalのCEOを努めてきたJane Silber(silbs)がCEOから退任し、Mark Shuttleworthが再びCEOに就任するというものです。退任の時期は2017年7月で、CEOからの退任後はCanonical Board of Directorsに就任する予定です。少なくともCanonicalは、自社を熟知した経営の人材を失うわけではなさそうです。
もともとsilbsはCanonicalのCOOで、2010年にMark Shuttleworth(当時CEO)とCEO/COOロールを交代する形でCEOに就任しています。“I originally agreed to be CEO for 5 years and we’ve extended my tenure as CEO by a couple of years already.”(もともと自分は5年間の予定でCEOを引き受けたものの、すでに2年にわたって延長している)ということで、予定されていた退任でもあります。
Unity 8の開発停止とUnityの終焉、そしてGNOMEベースの新しいデスクトップの登場、Bash on WindowsによるWindows上でのUbuntuと、Ubuntuデスクトップには多くの変化がもたらされようとしています。Unityの思い出話、苦労話、他のデスクトップの話などデスクトップにまつわるネタや、普段使っているUbuntuに関する話、Ubuntuとは直接は関係ないFLOSSの話などを中心に、いろいろな側面からUbuntuの魅力を語り合えれば幸いです。