2014年は非常にDockerが盛り上がった1年でしたね。
Dockerは2013年の夏ごろから注目を集めはじめました。その後バージョンが0.
Dockerに関係する勉強会が数多く開催されるようになり,
Dockerは
実際,
Dockerは2015年にはさらに盛り上がり,
しかしDocker周辺の話題となると,
2013年2月にリリースされた3.
それと共に,
今回はそのように見かける議論のうちから,
- ※1)
- 参加者は少なかったけど中身は熱かったです。筆者が初めてDockerを知ったのもこの勉強会です。:-)
Cgroup
cgroupの今後については連載
第5回で書いたcgroupの単一階層構造は3.__
というオプションを付けると使えます。オプション名が __
と付いている開発途上の機能です。
この機能が2015年に正式な機能となるかどうかはわかりません。しかしより完成度が上がっていくでしょう。いずれはsane_
がデフォルトとなり,
それとともに,
また,
コンテナが市民権を得たので,
今後も以上のような部分を中心にcgroupの改良が進んでいくでしょう。他にさらっとcgroup関連の議論をみたところ,
デバイス
コンテナは仮想マシンとは違い,
その中で,
連載
2013年には"Device Namespace"という提案がなされ,
その後しばらくデバイスの議論は息を潜めていましたが,mknod
ができない問題を解決するパッチでした。
このパッチに関してはすぐに不要であり問題があるという異議が出ていました。しかしその後議論が進むにつれ,
これはコンテナごとに必要に応じてループバックデバイスを持てるというもので,
この他にもコンテナで独立したデバイスを使うユースケースとして,
このようないろいろなユースケースに対する合意は全部得られているわけではありません。しかし今後議論が深まるにつれ現在は不要とされている機能が必要という議論に発展していき,
2015年にすぐに実現しそうな機能はないかもしれません。しかし2015年もコンテナ内のデバイスに関する議論は深まっていって,