すでにFreeBSDを導入している読者にとっては,
この仕組みは本来,
freebsd-updateによる7.0-RELEASEへのアップグレード
すでにFreeBSDをインストールしている読者ならば,
- /etc, /boot/
loader. conf, /root など, / (ルートパーティション) 内で自分が手を加えたファイルを退避 - 古いFreeBSDの上に,
CD-ROMから新しいFreeBSDを上書きインストール。その際disklabelのときに全てのパーティションを 「M」 (Mount point set) キーでもって単にマウントすることにする。 - とはいっても若干気持悪いので,
disklabelのときに 「T」 (toggle newfs) でもって / だけはnewfsしてまっさらにする - インストールが終わったら,
退避しておいた/etcなどの設定ファイルを元に戻す。 - 戻すファイルの代表的なものは/etc/
rc. conf, /etc/ group (viを立ち上げてマージ), /etc/ master. passwd (vipw中で手動でマージ), /etc/ ssh/*key* (host keyがかわると面倒), /etc/ printcap, /etc/ resolv. conf, /boot/ loader. confなど - パッケージは,
暇があるときは全部自分で作り直す (俺的パッケージを作るための, RUN_ DEPENDSをやたら指定した 「Mitapkgs」 というportsを個人的に持ってメンテナンスしている) が, 暇が無いときはそのまま。 - 古いCライブラリ
(たとえばFreeBSD 6なのに/lib/ libc. so. 5 =FreeBSD 5のlibc)も, そのまま。
以上のやり方は,
- 更新が必要なファイルは更新してくれ
- 自分で設定したファイルはそのまま,
うまいことマージしてくれ - 古いライブラリは消してくれること
FreeBSD 6.
- 必要な差分を入手
- カーネルを入れ替え
- ライブラリ等新ファイルを追加
- (手動)
パッケージの入れかえ - 旧ライブラリファイルの削除
このうち1,
[手順0]6.3-RELEASEを用意する
今回記事を執筆するにあたり,