前回までで,
pam_mkhomedirモジュールによるホームディレクトリの自動作成
前回紹介した設定を行うことで,
そこで今回はpam_
pam_
CentOS 5.
# authconfig --enablemkhomedir --update
通常の設定を行っている場合は
session required pam_mkhomedir.so
という行が追加されます。
- ※1)
- /etc/
pam. d/ system-authを手動で生成していたり, 特殊な設定を行っていたりした場合は, それに応じた設定を行わないと有効にならない場合があります。
このモジュールには,
表1 pam_
オプション | デフォルト値 | 意味 |
---|---|---|
skel | /etc/ |
ドットファイルのテンプレートが存在するディレクトリ |
umask | 0022 | ホームディレクトリのumask |
「skel=」
「umask=」
SUAのパスワード同期機能
前回説明したように,
SUAではUNIX属性のひとつとしてLinux用のパスワードを保持しています。前回説明した
双方向の同期を実現するには,
ただし,
表2 パスワード同期機能のサポート対象プラットフォーム
対応プラットフォーム | プラットフォーム名 |
---|---|
Solaris 10 |
sol |
RHEL4/ |
rhl |
HP-UX 11i v1 | hpx |
AIX 5L 5. |
aix |
- ※2)
- ドキュメントではSUSEについてはsusというプラットフォーム名のファイルが別途存在することになっていますが,
実際のバイナリには存在しません。
以下,
- ※3)
- UNIX側についてはソースが添付されており,
改変も許諾されています。そのため, バイナリが動作しないプラットフォームについても動作させることは不可能ではありませんが, ビルドはかなり困難で, 一般の管理者が行うのは難しいでしょう。