週刊 Windows Azure Platform 通信

第9回Windows Azure SDK 1.6公開、Windows Azure Toolkit for Social Games v1.1公開

Windows Azure SDK 1.6公開

Windows Azure Platform 用アプリケーションを開発するためのソフトウエア開発キット、SDK(Software Development Kit) の最新版 v1.6 が公開公開され、すでに日本語版も利用可能になっています。

Windows Azure ToolsにはSDKが含まれていますので、Windows Azure Tools v1.5をインストール済みの場合はSDK部分をアップデートしてください。

今回は、Windows Azureに接続するための証明書管理が自動化されたり、Windows Azure管理ポータルにアクセスせずに操作できるようになるなど、より柔軟に開発が行えるようになるアップデートとなっています。なお、これまでWindows Azure AppFabric SDKと呼ばれていたものが、Windows Azure Libraries for .NET 1.6となり、Service Bus、Cacingのクライアントライブラリの強化、Queueの機能強化が盛り込まれています。

また、SDK 1.6に対応したWindows Azure Platform Training Kitの最新版も利用可能になっています。

このSDKのアップデートと合わせて、Windows Azure HPC Scheduler SDKリリース、およびHPC Pack 2008 R2アップデートが行われました。

Windows Azure Toolkit for Social Games v1.1公開

Windows Azureを利用して ソーシャルゲームを作成するためのツールキットであるWindows Azure Toolkit for Social Gamesが今年の8月にリリース、この度アップデートされた v1.1が公開になりました。

v1.0は実際にオンラインでデモ公開されているTanksterをベースとして、ソースコード付きで公開されていましたが、今回はTanksterに加えて、より単純なゲーム(三目並べと四目並べ)でクラウドおよびクライアントのアプリケーション構成や、Windows Live ID/Facebookによるユーザ管理、ユーザ対戦などの基本機能を確認できる内容になっています。

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