週刊 Windows Azure Platform 通信

第16回EC-CUBE on Windows Azure、Windows Azure PowerShell Cmdlets v2.2リリース、Windows Azure診断機能

EC-CUBE on Windows Azure公開

株式会社ロックオンが提供、オープンソースとして利用できるECサイトパッケージであるEC-CUBEがWindows Azure Platformで簡単に利用できるようになりました。Windows Azure Platform上で稼働するEC-CUBE on Windows AzureがCodePlexで公開されました。

Windows AzureをWebサーバとして利用、SQL AzureとWindows Azureストレージ(Blob)に情報を保存する仕様になっており、Windows Azure SDK for PHPなどを利用してパッケージできます。

Windows Azure PowerShell Cmdlets v2.2リリース

Windows AzureコンピューティングサービスおよびストレージサービスをWindows PowerShellから操作、管理することができるコマンド群であるWindows Azure PowerShell Cmdletsの最新版v2.2が利用可能になっています。

今回のアップデートでは、サブスクリプションの管理(証明書やストレージアカウントの指定、公開設定のインポートなど)やWindows Azure Traffic Managerのサポートなどが含まれています。

Windows Azure SDK 1.6でWindows Azure診断機能がデフォルトで有効に設定

Visual StudioでWindows Azure SDK 1.6により、Windows Azureアプリケーションを作成する場合、デフォルトでWindows Azure診断機能が有効になっており、診断ログをアプリケーションを発行するストレージアカウントに転送する設定になっています。こちらを意識しないままでアプリケーションをWindows Azureへデプロイすると、予期しない大量のトランザクションが発生しますのでご注意ください。

この機能は、Visual Studioからロールのプロパティで構成、確認できます。

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