週刊 Windows Azure Platform 通信

第36回Windows Azureサービス体系と料金

Windows Azure サービス体系

Meet Windows Azure で発表された新サービスのほかに、これまでご利用いただいていたサービスも、機能が強化され、引き続き提供されています。現在のWindows Azureで提供されるサービスは以下になります。

コンピューティングサービスクラウドサービス
(Webロール/Workerロール
WebサイトNewPreview
仮想マシンNewPreview
データ管理サービスSQLデータベース
SQL Azureより名称変更
ストレージ(テーブル、ブロブ)
ネットワークサービス仮想ネットワークNewPreview
ConnectCTP
Traffic ManagerCTP
キャッシュサービスContents Delivery Network
共有キャッシュ
メモリ内キャッシュNew
統合サービスサービスバス
ビジネス分析SQLレポート
SQL Azure Reporting より名称変更
GA
HadoopサービスPreview
メディアサービスエンコーディング、形式変更NewPreview
ストリーミング
コンテンツ保護
IDサービスActive DirectoryNew

Meet Windows Azure以後のWindows Azure利用料金

Meet Windows Azureで発表された新しいサービスや価格変更のあったサービスは下記になります。Web サイト、仮想マシン、仮想ネットワークはプレビュー版価格で提供されており、GA(General Availability:一般公開)後の通常価格は異なりますので、ご確認の上ご利用ください。なお、価格についての最新情報は、Windows AzureのWeb サイト [ 日本語 | 日本 ]をご確認ください。

Windows Azure Webサイト

共有インスタンス

無料評価版にて無償

※:3ヵ月無料評価版を新規申し込みすると下記を無償で利用でき、追加で無償期間を12ヵ月延長可能

  • Webサイト:10個まで
  • ストレージ:1GB
  • データ転送:送信165MB/day、受信は無制限
  • RDB:20MB(MySQL)

予約済みインスタンス

  • プレビュー価格 - S インスタンス、1時間当たり7.00円
  • GA後通常価格 - S インスタンス、1時間当たり10.49円

共有インスタンスからのアップグレードにより下記が利用できる

  • Webサイト100個まで
  • ストレージ:5GB
  • データ転送の上限はありませんが、通常価格による課金となります

Windows Azure 仮想マシン

こちらは Windows Server などのライセンスを含む 仮想マシン サービスの価格であり、VM イメージを配置するストレージは別途費用が掛かります。

  • プレビュー価格(Sインスタンス、1時間当たり)―Windows Server、Linuxともに7.00円
  • GA後通常価格(Sインスタンス、1時間当たり)― Windows Server:10.06円、Linux :7.43円

Windows Azureストレージ

地域間レプリケーションの有無により異なる価格が設定されており、Geo-Redundant(地域冗長)に比べて、Locally Redundant(ローカル冗長)は33%ディスカウントになっています。また、段階的なボリュームディスカウントが導入され、利用量が増えると割引率も大きくなります。なお、ストレージトランザクションは単位が100,000となり、100,000当たり0.88円となっています。

Windows Azure 仮想ネットワーク

  • プレビュー価格:無償
  • GA後通常価格:VPN接続1時間当たり4.38円

Windows Azure SQLレポート

GAで公開となり、1レポートインスタンス1時間当たり76.93円でサービスが提供されます。

Windows Azure メディアサービス

こちらは Media Serviceの利用にかかる価格であり、データ転送、ストレージ、CDNなどは別途費用が掛かります。

  • プレビュー価格:無償
  • GA後通常価格:データ処理量によって課金されます

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