Windows Azure通信

2012年10月30日号:Windows Azure HDInsight Service、Windows Server用Service Bus 1.0正式リリース

Windows Azure HDInsight Service~HadoopサービスをWindows AzureとWindows Serverで提供(10/24)

米国ニューヨークで10月23~25日(現地時間)に開催されているStrata Conference + Hadoop WorldにてWindows AzureおよびWindows Serverで稼働するApache HadoopをベースとしたBig Dataソリューションが発表されました。これらはエンタープライズレベルでのHadoopの利用を促進することを目的としており、.NETによる開発やExcel、PowerPivot for Excel、Power Viewを用いた分析結果の抽出が可能になります。

Windows Azure HDInsightは、これまでHadoop based service for Windows Azureという名称で招待制プレビューが提供されていました。Windows Azure HDInsightとなっても、まずは招待制プレビューとなりますが、Hadoopのアップデート(HDFSおよびMap/Reduce、Pig、Hive、SqoopのStable版)が含まれ、Visual Studioで.NETによるHadoopジョブを作成するためのSDKが利用可能です。

また、開発者向けにローカル環境で稼働するMicrosoft HDInsight Server for Windows Server(Community Preview 版)が提供されます。

Windows Server 用 Service Bus 1.0 正式リリース(10/24)

Window Azureでメッセージングサービスを提供しているWindows AzureサービスバスがWindows Serverに対応、Service Bus 1.0として正式リリースになりました。

サービスバスにはキュー、およびトピック/サブスクリプションと呼ばれる機能があり、キューはメッセージングのための領域と、選択されたプロトコルおよびAPIからのアクセスを提供します。

また、トピック/サブスクリプションは、複数の同時接続サブスクライバーがパブリッシュされたメッセージストリームの一覧をフィルタ有/無で個別に取得できる、パブリッシュ/サブスクライブ機能を提供します。

Service Bus for Windows ServerおよびWindows Azureサービスバスには互換性があり、オンプレミス、クラウド双方で利用できるアプリケーション開発が容易になります。

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