Windows Azure通信

2013年2月5日号:Windows Azure、正式サービススタート3周年、Team Foundation ServerおよびVisual Studio 2012でGitサポート

Windows Azure正式サービススタート3周年(2/1)

Windows Azureは2010年2月に日本で正式にサービス提供開始され、この2月1日で3周年となりました。この1年でWindows Azure Webサイトや仮想マシンをはじめとしたサービスのラインアップが拡張され、利用の幅が広がりました。

コンピューティングWindows Azure
クラウドサービス
Web / Worker ロール正式公開
VM ロールプレビュー
Windows Azure Webサイトプレビュー
Windows Azure 仮想マシンプレビュー
Windows Azure モバイルサービスプレビュー
Windows Azure メディアサービス正式公開
データ管理Windows Azure SQL データベース(旧: SQL Azure データベース)正式公開
Windows Azure ストレージ (テーブル, ブロブ, キュー, ドライブ)正式公開
ビジネス分析ビジネス分析 (Windows Azure 仮想マシン)プレビュー
SQL レポート正式公開
Data Marketplace正式公開
Windows Azure HDInsight (Hadoop)招待制プレビュー
キャッシュコンテンツ配信ネットワーク (CDN)正式公開
Windows Azure Caching Service (共有キャッシュ)正式公開
Windows Azure Role-Based Caching (占有キャッシュ)正式公開
ネットワークWindows Azure 仮想ネットワークプレビュー
Windows Azure Connectプレビュー
Windows Azure Traffic Managerプレビュー
IDWindows Azure Active Directoryプレビュー
Windows Azure AD Access Control Service (ACS)正式公開
メッセージングWindows Azure Service Bus正式公開
ストアWindows Azure ストア正式公開
大規模コンピューティング招待制プレビュー
ツールSQL Data Syncプレビュー
TFS 配置プレビュー
GIT 配置プレビュー
Windows Azure Online BackUpプレビュー

Windows Azureの有償サポートは正式公開(GA:General Availability)にサービスが対象になります。プレビューのサービスを含む質問・回答の場として、MSDN/TechNetフォーラムが設けられています。

Team Foundation ServerおよびVisual Studio 2012でGitをサポート(1/30)

米国レドモンドで1月29~31日(現地時間)の日程で開催されているALM(アプリケーションライフサイクル管理)関連のカンファレンスであるALM Summit 3にて、Visual StudioおよびTeam Foundation Server / Team Foundation Serviceの機能強化が発表されました。

オンプレミスのTeam Foundation ServerがGitレポジトリに対応することが発表され、クラウドのTeam Foundation ServiceではGitレポジトリの利用が開始されました。また、Visual Studio 2012更新プログラム2 CTP版が公開され、Visual Studioの機能拡張としてプラグイン(Visual Studio Tools for Git)をインストールすることでGitを利用できるようになりました。

Windows AzureのWebサイトやクラウドサービスでは、すでにGitが利用可能になっていますが、Windows AzureモバイルサービスやメディアサービスでiOS(iPhone/iPad)向けアプリの開発などでMacを利用している場合でもTFSやGitクライアントでソース管理を行うなどの対応が、利用の幅が広がります。

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