先日RC版(Release Candidate:正式候補)が公開されていたASP.NET and Web Tools 2012.2がリリースとなりました。
Windows Azure関連では、Windows Azure認証がASP.NET MVC、Webページ、Webフォームで利用できるようになっています。Office365アカウントやWindows Azure Active Directoryに登録されているカスタムドメイン、Windows Azure Active Directoryと同期されているオンプレミスのActive Directoryのアカウントでこの認証機能を利用できます。
ASP.NET and Web Tools 2012.2は後日公開されるVisual Studio 2012 Update 2に先駆けて公開されたもので、Visual Studio 2012 Update 2に含まれることになります。
ASP.NET and Web Tools 2012.2のリリースに合わせて、Visual StudioにWebコーディングツールとしての機能を強化するWeb Essentials 2012(拡張機能)の最新版が利用可能となっています。HTML/CSS/JavaScript/TypeScript/CoffeeScript/LESSなどをサポートしており、各種ブラウザでのデバックといった機能も備えています。
ASP.NET and Web Tools 2012.2リリースに合わせて、Windows Azure SDK for .NETが更新され、最新版が2013年2月版(v1.8.1)となりました。Web Platform InstallerでASP.NET and Web Tools 2012.2をインストールすると、Windows Azure SDK 1.8.1も一緒にインストールされます。