pfSense 2.3.4登場
2017年5月4日にpfSenseの最新版となる「pfSense 2.3.4」が公開されました。今回のリリースはpfSense 2.3系のメンテナンスリリースのひとつと位置づけられていまして、安定性の向上とバグの修正、いくつかのセキュリティ脆弱性の修正、さらに新機能の追加が実施されたバージョンとされています。主な変更内容は次のとおりです。
- ダッシュボードに新しくBIOSベンダ情報、バージョン、リリースデータ、NetgateユニークIDなどの情報を表示する機能を追加
- 新しいChromeおよびFirefoxで証明書の扱いが変更となったことで正しく扱うことができなくなった。これに対処する方法を実装
- アップデートされなくなったパッケージなどを削除
pfSenseはFreeBSDをベースに開発されているルーティング/ファイアウォールソリューションです。インストール後はWebインターフェース経由でさまざまな設定を行うことができます。pfSenseと類似したソリューションにはOPNsenseなどがあります。どちらもFreeBSDをベースに採用しつつ、企業がバックエンドについて開発が進められています。
OpenBSD 6.1ソング "Winter of 95"
OpenBSDは2001年のOpenBSD 3.0からリリースソングを公開しています。今回のリリースもソングが公開されています(MP3、OGG)。公開されたソングのリリックは次のとおりです。
今回のバックトラックは緩めのロック調です。OpenBSD 6.0のときの曲に比べるとかなり聞きやすく、歌詞がアレというか特殊というかコードに寄っていることを気にしなければ、普通にラジオで流れていそうな感じがします。一度聞いてみてはいかがでしょうか。
勉強会
第63回 エンジニアのための英会話入門~なぜ英語ができないのか~5月23日(火)19:00~FreeBSD勉強会
(第62回と同じ内容です。第63回はドワンゴさまのセミナールームで開催します)
FreeBSDの情報の多くは英語で入手できます。ほかの言語と比べると日本語は翻訳されたドキュメントが豊富にありますが、メーリングリストやフォーラム、ブログやTwitterなどを経由して最新の情報を得ようとすれば英語が必要になります。また、日本を含め世界中で開催されている*BSD関連のカンファレンスで使われているのも英語です。FreeBSDのエンジニアとやり取りしようとすれば、多くの場合は英語が使えた方が便利です。
日本は義務教育の間に英語を学びますが、いざそうしたやりとりをしようとすると尻込みしてしまう、そんな方が多いというのが現実でしょう。今回の勉強会では、そうした方に向けて、なぜ勉強したのに英語ができないのか、ちょっとでも英語ができるようにするには、まずどういったことを知ればよいのか、そういったことをご紹介しようと思います(英語ほとんどできない、という方でも大丈夫です。試しに勉強しに来てください :)
登録はこちらから。
第63回 6月15日(木)19:00~FreeBSD勉強会
内容は検討中です(場所はヴァル研究所 セミナールーム)。登録はこちらから。
FreeBSD勉強会 発表者募集
FreeBSD勉強会では発表者を募集しています。FreeBSDに関して発表を行いたい場合、@daichigotoまでメッセージをお願いします。1~2時間ほどの発表資料を作成していただき発表をお願いできればと思います。