クラウド運用管理にスポットを当てたオンラインカンファレンス「Cloud Operator Days Tokyo 2021」が7月から開催中です。後編となる今回は、イベント5トラックの概要と、全60セッションの中から編集部の推しセッションご紹介、そしてカンファレンスを締めくくる8/27(金)開催予定のライブイベントの見どころをお届けします。
どう歩く? 「Cloud Operator Days Tokyo」の5トラック
前編でも紹介しましたが、「Cloud Operator Days Tokyo 2021」は以下の4トラック+共催の「Cloud Native Telecom Operator Meetup 2021 (CNTOM 2021)」トラックの計5トラックで構成されています。
編集部お勧めの、ある意味「Cloud Operator Days Tokyo 2021」のコンセプトを象徴するトラックです。「運用苦労話」という字面から、いわゆる「失敗カンファレンス」的な内容をイメージするかもしれませんが、よりポジティブで、むしろ運用の考え方を変えるヒントを与えるようなセッションが並びます。
こちらも「○○したらこうなった」話。このタイトルにハズレなしです。3月に開催された「CloudNative Days Spring 2021 ONLINE」という90セッション、7トラックの大規模なオンラインイベントを、文字通り手弁当で行った顛末を紹介したものです。冒頭いきなり実際のセッション運営中のドキュメント映像が流れるという、意表を突いたオープニングで興味を引きます。プレゼンもスライドを見せるような方式ではなく、雰囲気のある部屋でスピーカーが語る映像にテロップが入るという凝った作り。仕掛けを楽しめるセッションです。
ライブイベントではキーノートが予定されています。「Cloud Operator Days Tokyo 2021」が始まったときには明らかにされていなかった、キーノートに登壇するゲストスピーカーが発表となりました。VMware モダン アプリケーション部門 R&D 担当副社長のクレイグ・マクラッキー(Craig McLuckie)氏です。
また、「OpenStack Days Tokyo」のころからおなじみのOpen Infrastructure Foundation COO、Mark Collier氏の基調講演や、CNTOM企画の国内3大キャリアの担当者によるぶっちゃけトーク …ではなくクラウド化最新事情を明かすパネルディスカッションも楽しみです。
そしてライブイベントの最後には、「Cloud Operator Days Tokyo 2021」全50セッションの中から最優秀セッションを表彰する「輝け! クラウドオペレーターアワード表彰式」が行われます。編集部おすすめセッションは果たして選ばれるでしょうか?
配信中のオンデマンドセッションから8/27のライブまで、興味の尽きない「Cloud Operator Days Tokyo 2021」、まずは登録して、目についたセッションにアクセスするだけで楽しめます。リモートワークやワーケーションの合間に覗いてみてはいかがでしょう。